噛みあわせの問題や顎関節の問題は、膝の痛みやふらつきにも影響を与えることがあります

顎関節の症状（口を開ける時に顎関節の辺りの痛みや

ゴリゴリと音がしたり、口を開けずらい、閉じずらいなど）が起きていたり、

噛み合わせの問題や歯列矯正の影響で、

肩や首の痛みや張り、腰の痛みや膝の痛みを

起こすことがあります。



この顎関節自体に痛みや違和感を感じている方、

又は顎関節の何の問題も感じていない方、

又は最近、歯科に通っていて、虫歯治療をしている方、

歯列矯正をしている方、など顎関節に関連するこれらのことが、

顎関節の痛み以外の「倦怠感、首や肩の張り、腰痛、眠れない、

高血圧、精神的に落ち着かないなど」

様々な症状を起こします。

それは、噛み合わせで、体の骨格に構造的な問題を起こすためです。

顎は、頭の側頭部のしたに繋がっていて、

頭蓋骨と連結しています。
 

この頭蓋骨や顎を繋いでいるのは、筋肉や靭帯などです。

噛み合わせの位置が多少ずれるだけで、

この筋肉や靭帯は引っ張られ、筋肉の収縮状態にも変化を

起こして、連結に歪みを起こします。




この頭蓋骨と顎の歪みは、頭蓋骨と頸椎の位置にも変化を起こします。

頸椎から胸椎、腰椎、腸骨、仙骨、尾骨とこれらの関係性にも

影響します。



これらすべて、筋肉や靭帯で連結されているので、

顎の噛み合わせの位置の変化は、離れた部分まで影響を与えます。







「顎関節の症状との関係を知らない方も多く、

患者様によっては、当院に来られた理由は、

始め来院された時「歩くと膝の裏が痛くなり、椅子に座っていて立ち上がるときにも

痛みが起きる症状があること」でしたが、

原因は、一週間前に虫歯の治療を行い、まだ虫歯の治療中で、

噛み合わせが上手くあっていないことが、原因であったことは

よくあります。



この患者様は、前歯の下の歯に噛み合わせの違和感を

感じていたようですが、

御自分で気づいていない方もいます。



原因が、噛み合わせだと思っていない方も多いです。

噛み合わせを治さない限り、これらの症状は改善されません。

（高血圧や眠れない、精神的になんか落ち着かないなどの症状も

　同様で、このような原因が噛みあわせにあったとしても

　薬を飲んでい症状を抑えている方もいます。

　これは、体にたくさんの毒を入れている事になり、

　後あとの体の問題や健康上のトラブルを起こす要因となります）


 

噛みあわせの問題は、虫歯の治療の際にも起きることがあるので、

歯科医師によっては、このようなことが起きることもありますので、

歯の治療はとても注意が必要です。

 

昔は、歯も口腔外科の専門の範疇だったようで、

本来は、頭蓋のことも勉強していた方も多かったようですが、

現在はそうではないようなので、

このようなことも起きてしまいます。

当院は、このような噛みあわせの問題による様々な症状は、

歯科医との連携で行うことが必要不可欠だと考えています。

噛みあわせもちゃんと診てくれる歯科医を御紹介して、

そちらに通いながら、こちらでの治療（構造的な硬膜の治療、筋肉の治療など）

を並行して行います。

この問題は、歯科医の治療が必要だからです。

それによって、バランスのとれた噛みあわせの状態を作ります。