視覚の異常症状（にじんで見える、視界が斜めに見える）

視覚の異常の症状を言われる方には、

・今まで体に何も問題なく健康体だった

・精神的にもあまり悩んだことがない

と言われる方もいます。

しかし、こうした症状を抱えておられる方のお話を詳

しくお聞きしてみると、

・考えすぎてしまう性格

・心配性な性格

などの特徴がある方が多いことがわかりました。

精神的なストレスとは目に見えないものですが、

このストレスとは、「自分のある物事への捉え方」で起きてしまうことも多く、

そこから、ある感情が芽生え、その感情によって悩まされてしまうこともあります。

私達はこの目に見えないストレスの影響を日常、常に受けています。

しかし、大きく体に影響が出る方と、そうでない方の違いがあります。

視覚の異常症状とは、このような出来事に対してネガティブな感情が起きることが、

大きく関係します。精神的なストレスの多さが、健康or病気の差を生むと言っても良いでし

ょう。

（過去の精神的なストレス）

人によっては、過去の出来事や経験によって長年「ある感情」から逃れられなくなる事があ

ります。毎日のように若い頃から精神的なストレスを受けてきた方もいらっしゃいます。

現在の科学では、適量のストレスは生命を維持させる為に必要と言われています。

様々な環境の変化に適応する為になくてはならないものとわかっています。

しかし、この適量のストレスを超えたストレスは、体にとって大きな影響を与えます。

・急な大きなストレス

・持続的なストレス

これらは、体にとって、とても有害なのです。

そしてそれは、次第に肉体や体の各機能の働き（神経、ホルモン、臓器など）にも

影響を及ぼすようになります。

※日常のストレスが、当たり前になっている方もいます。

　自分でも気づかないで、ストレスがいつの間にか溜まっている方も実は多いです。

（ストレスと自律神経の関係）～脳の働きに与える影響～

この長年のストレス影響は、自律神経に影響して今までにない症状が起きてしまうのです。

この自律神経の変化は、病院の検査（血液検査、レントゲン、MRI、CTなど）ではわからな

いことなのです。

この大きなストレスや持続的なストレスは、脳の中では混乱を起こします

脳の働きを担っている神経伝達物質というものがあります。

（セロトニン、アドレナリン、ノルアドレナリン等）

脳が混乱した状態とは、これらのバランスが崩れ、脳で電気の信号のやり取りが正しく行わ

れなくなります。そうすると　➡適切な判断や思考ができないという状態になります。

慢性的なストレス状態になると、

・思考がストップしたような状態

・正しい判断が出来なくなる

・楽しいことも浮かんでこなくなる

こうした思考や考えに影響するのです。 

この状態は、脳で海馬という記憶に関係した部分にも影響を与えます。

同時に感情を生み出す扁桃体という部分が常に発火したした状態に

なり、脳の前側の前頭葉がちゃんと感情をコントロールすることが

出来なくなります。

この状態は、神経の働きや自律神経をコントロールする中枢である視床下部に

影響を与え、視覚、聴覚、平衡感覚などを司る脳幹にも影響します。

このような脳が混乱したストレス状態が、視覚に関係する神経の働きを

低下させ、様々な視覚の異常の症状を起こします。

このようなストレスという目に見えない部分の影響が、

現在多くの方の体に大きく影響を与えています。

人によっては、下記のような↓　見える視界が全て斜めに見えるという

症状を抱えておられる方もいます。

視界が斜めに見えることの要因に関しては

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