後頭部がつまる感じする方の改善症例
足もだるく目の奥も痛い肩首痛もある

はじめまして、横浜ホリスティック治療室の

院長　国田康二と申します。

後頭部がつまる、という症状を言われる方が

増えているように感じます。

男性、女性問わず、こうした症状を言われま

す。猛烈に働いてらっしゃる会社員の方、会社を経営されている方に多く、

日常のストレスを感じることが多い方が、起きている傾向があります。

この後頭部がつまる感じがする症状がなぜ起きてしまうのか？

後頭部がつまる症状の原因と改善方法について、ご説明させて頂きます。

（症状）

・首全体と、首の上の部分と後頭部が

　つまる感じがして辛い

・足がだるく（特に仕事中や夜になると起きる）

（下半身からふくらはぎのだるさ）

・目の奥の痛み

・こめかみの奥が重い

・胃がもたれる

・肩首が張って痛む

・右の腕が後ろに回らない

・夜寝つきが悪い

（問診をしてお話を伺いました）

仕事でかなり疲れている様子でした。

労働時間が長く、夜も遅く、睡眠時間も

毎日5時間くらいしか取れていない状況でし

た。

足（主にふくらはぎ）のだるさがあり、

実際に触ると、「パンパンに張っており」

このような「ふくらはぎの状態」は、

「副腎」という臓器との関係があることが、とても多いです。

この状態は、副腎が疲れている状態です。

※「副腎」に関してはこちらをご覧ください

この方のように、慢性的な疲れた状態から、

「首の上辺りから後頭部にかけてのつまる感じ」

が起きているとてはとても多いです。

このような症状を言われる方に共通するのは、

男性なら「仕事が忙しすぎて休む暇がない方」

女性なら「家事や子育てに加えて仕事もしているような方」

です。

このような、「毎日忙しすぎて、休む暇がない方」が

体が慢性的なストレス状態になり、この影響が

「首の上辺りから後頭部にかけてのつまる症状」

を起こしやすくなってしまうのです。

目の奥の痛みや、こめかみの奥、眉間の奥といった

目の周辺に症状がある方は、リンパ循環も悪くなっていることの表れです。

慢性的な副腎疲労は、リンパ順の流れの滞りも起こします。

このような方のような「首の上辺りから後頭部にかけてのつまる症状」は

副腎の働きを良くすることはもちろん、副腎に関連する臓器に働きも

元に戻し、体全体の働きを元に戻す必要があります。

（施術内容）

こちらでお体を検査し、お調べすると、

やはり「副腎」の状態が悪く、慢性的に副腎

が疲労した状態でした。

まず、副腎の状態を変える施術を行いまし

た。

①副腎を回復させる為の施術

当院（横浜ホリスティック治療室では、この

ような慢性疲労した副腎に対して、

関連する筋肉（この場合、ふくらはぎの筋肉）に直接首位劇を与える施術を

行います。

「各筋肉はその筋肉に関連した臓器がある」という考えの元に

筋肉の状態を変えることで、その関連する臓器の働きが良くなります。

※（筋肉一つ一つは各臓器と関係しています。）

筋肉の状態を変える事は、その関係する臓器に良い影響を与え、

疲れた臓器の状態や機能が低下した状態を改善します。

※筋肉と臓器の関係性については、

こちらをご覧ください

※「ふくらはぎ」の痛みやしびれ、過緊張状態が

副腎と関係する事に関しては、こちらをご覧ください

（臓器機能の状態を改善する方法）

このような臓器の状態を変える為に、「筋紡錘」「ゴルジ腱」という筋肉の

内部にある「固有受容器」という神経と直接繋がった部分に働きかける方法を

行います。

※他の症例で、詳しく解説しています。

こちらをご覧ください

※「筋紡錘」「ゴルジ腱」に関しては

こちらをご覧ください

（臓器機能の状態を改善する方法）

副腎のことは、病院でもあまり言わないので

すが、慢性的な副腎の働きの低下が起きる

と、以下のようなことが起きます。

（副腎疲労と深く結びついている症状）

・頻発性感染症

・アレルギー及び花粉症

・胃痛や消化器症状

・不眠症、神経過敏症

・エネルギー欠乏症

・異常な精神状態

・集中力の欠如

・錯乱、慢性疲労

・鬱的な傾向体のふるえ

・神経性チック

・睡眠時の歯ぎしり

・甘い・酸っぱい

・熱い・冷たいなどに対する過敏化

・顎関節症

・恐れ

・下痢

・偏頭痛

・月経前症候群

・首や背中の痛み

・食欲異常（過食・拒食）

・ニコチン・アルコール・コーヒー、その他の興奮剤や薬物に対する

　強い欲求・中毒症

・軽いが頻繁性の傷あるいは適切な治療を受けているにも関わらず

　長い間続く痛み

このように、副腎が慢性疲労した状態は、多種多様な症状を起こすことがわか

ります。それだけ、副腎という臓器は私達の体にとって、とても重要なことが

わかります。

これは言い換えると、いかにストレスの影響が心身に影響しているかを表して

います。こうした副腎の慢性疲労した状態の方が、今とても増えているという

事です。（病院の検査での数値には表れない状態ですが、副腎の働きが低下した状態です）

このような「様々な症状」と「体の筋肉の状態」との関係は

病院では軽視している傾向にありますが、

この方のように、足（特にふくらはぎ）の筋肉に表れるような筋肉の症状は、

体の臓器や体の状態と関係があることがありますので、

この関係性を診ることが、いかに大切なことかわかります。

②体全体の過緊張した筋肉の問題

①と同じ方法で、体の各筋肉に「筋紡錘」

「ゴルジ腱」の施術を行いました。

③リンパ循環を促す施術も行いました。

リンパ循環を促す為に、身体に分布している

リンパの流れが滞ると体の表面に押すと圧痛

が起きる場所があります。

この場所を押すことで、リンパの流れを良くします。

この体の反射区を使った、体への刺激を行いました。

※リンパ循環を促す施術方法は、詳しくはこちらからご覧ください

③精神的なストレスを改善する方法

この方は、症状が再発する傾向があり、要因は、

会社での精神的にストレスがあることにあり、

この事に対して施術が必要でしたので、これも行いました。

精神的なストレスは、そのストレスを感じることの

理由として、「感情の問題」という誰にでもある、個人的な思いや拘りが

精神的ストレスを引き起こすことがあります。

・ある言葉に自分はとても反応してしまう

・この人はとても苦手など

このように、人によって、人間関係で起きる要因は、

このとても個人的な感情から起きます。

「自分の思いやこだわり」が大きく影響します。

これは、「自分の価値観」ですが、

例えば、会社や学校など人が集まるコミュニティーで

ストレスが多くなり、これが慢性化してしまう方がおられますが、

これは、自分の今までの経験で、人に対してや物事に対しての

自分の価値観が生まれ、それを他人にも求めてしまうことで、

ストレスを感じてしまうようになります。

このように、精神的なストレスとは、実はその現在目の前のストレスだけで

なく、過去の記憶に残っている感情との関係も深く関係しています。

その為、過去をさかのぼり、「その時思ってしまった感情」を解放することが

必要な事もあります。

それが当院（横浜ホリスティック治療室）で行う、

キネシオロジーの感情の方法です。

※「感情の解放」に関してはこちらをご覧ください

このような①、②、③の症状を起こす要因に対して

それぞれの要因を改善する方法を行い、

計14回の来院で改善しました。

このような「副腎」に問題が慢性化している方は、

毎週施術するのではなく、１回目の施術後の2回目は1週間後、

3回目は10日後、4回目は2週間後、5回目は3週間後、と

施術の間隔をあけていき、御自分の体で回復する力を高める事が大切です。

その施術の間をあけている期間、

ご自身の生活の中で、今まで行ったいなかったことを普段の生活で、

行って頂くことも必要になります。　

たとえば、

・体を温めたり

・汗をかいたり

・綺麗なお水を毎日2リットリ摂ったり

等々、その方のお体の状態によって、こちらでお体をお調べする際に

このようなことも、ご提案させて頂きます