平衡感覚がおかしい「浮遊感」頭がボーとする方の改善症例

はじめまして、横浜ホリスティック治療室の

院長　国田康二と申します。

めまいとも違う、浮遊感という表現を使う方

が多いのですが、

このような平衡感覚がおかしい症状を言われ

る方が増えています。

この平衡感覚がおかしい浮遊感がどうして起きてしまうのか？

この原因と改善方法をご説明させて頂きます。

（症状）

・１年前ぐらいから、平衡感覚がおかしい

　浮遊感（どう歩いていいのかわからないような感覚）

・頭がボーする

・目の奥が痛む

・首から肩にかけてのコリ（特に左の首が痛い）

・高血圧で糖尿病の一歩手前だと診断されている

・足の冷え

・ふくらはぎが張り、長く座っていると足の裏から指先がしびれる

・下半身に力が入りづらい

（問診をしてお話を伺いました）

病院でいろんな検査をしても原因がわから

ず、筋肉のコリをほぐす為に、整体などに通

われていましたが、根本から改善したという

ことで、当院（横浜ホリスティック治療室）

に来院されました。

血圧も高く、降圧剤を飲んでおられ、

４、５年前からストレスを感じる事も多くなり、

精神的にも鬱的になることがあり、精神安定剤も飲んでおられました。

特に冷えると、体のいろんな症状が出やすくなるようで、

自分の身体の不安もありました。

この方のように、40代から急な体の変化があり、薬を飲んでいる方も多く、

私の今までの臨床経験では、この「薬とストレス、腸の問題」

この3つが組み合わさると、平衡感覚の症状を

起こす方が多いという傾向があります。

過去に、小学生の頃に頭をぶつけた、という経験もお有りで、

25歳の時に車に乗っていてスピンして、首をひねったこともあったようです。

30歳の時にスキーで左右の肩を脱臼していたりして、

過去に事故や外傷も多数ありましたので、この影響も現在の症状との関連も

あるように感じました。

（施術内容）

お体をお調べすると、硬膜の問題があること

がわかりましたので、これをまず改善するこ

とが必要でした。

①「硬膜」の問題

硬膜の施術を行いました。

事故や外傷により硬膜の問題が起きる事が多いです。

この方のように、幼い頃の外傷があると、その時は何ともなくても

後々体に影響し、それが何だか体調が悪い、頭痛や頭がモヤモヤしたり、

こうした症状が起きい始めますが、そこまで気にしない方も多いです。

しかし、それが後々に大人になった時、様々なストレスがキッカケで、

硬膜の影響が大きくなっていきます。

大人になってから年齢を重ね、肉体の衰えと共に

影響してくるのです。

この方は、大人になってからも事故や外傷がありますので

さらに大きく硬膜が捻れたりしたのだと考えられます。

※事故や外傷によって「硬膜」に影響することに

関してはこちらをご覧ください

②「筋紡錘」「ゴルジ腱」の問題

浮遊感と同時に、首から肩にかけての痛みや

張りがありました。

これは、硬膜の影響もありましたが、同時に

このような筋肉が硬直した状態は、筋肉自体

に施術を行う必要があります。

方法は、筋肉の内部にある「筋紡錘」「ゴル

ジ腱」という神経そのものと繋がった部分の

調節を行いました。この働きを元に戻すことはとても重要で

す。

※「筋紡錘」「ゴルジ腱」に関しては

こちらをご覧ください

硬膜と筋紡錘、ゴルジ腱の施術により、今までずーと感じていた

「浮遊感」が軽減しました。

これによって「自分の症状は良くなるんだ」という実感

があったようです。これはとても大きな事です。

「自分が治るのではないか」、という感覚は治癒を早めます。

しかし、この方は、4，5年前からの

「精神的なこと」が、自律神経にも影響して

いましたので、この自律神経を起こしている

精神的なストレスのケアも必要でした。

長い期間、自律神経の乱れた症状を

薬で何とかしようということは、後になって

大きな問題となります。

この方も薬を長く飲んでいましたので、この薬に対するケアも

必要でした。

※この薬を長年飲む事での影響に関しては

こちらをご覧ください

 ※自律神経に関してはこちらから

ご覧ください

③精神的にストレスの問題

この精神的なストレスをケアする施術も必要でした。

精神的なストレスは、そのストレスを感じることの理由として、

「感情の問題」という誰にでも起きうる問題が原因としてあります。

個人的な思いや拘りが精神的ストレスを引き起こすのです。

・ある言葉に自分はとても反応してしまう

・人の行動を見て、これはおかしいのではないか？と思ってしまう

・この人はとても苦手

上記のような人によって、人間関係で起きるストレスとは、個人的な、

「自分の思いや拘り」が大きく影響します。

これは、自分の価値観ですが、

これによって、自分でストレスを感じやすくしてしまっているのです。

こうしたことは個人差があることですが、大きく体に影響します。

例えば、会社や学校など人が集まるコミュニティーで

ストレスが多くなり、これが慢性化してしまう事があります。

これは、とても個人的な部分ですが、これが体調不良の根本要因にもなるので

す。その為、この自分の物事や人に対しての「こだわりや思い」が、

なぜ起きてしまうのか？

これを自分でも知って、これを起こさないようにする必要があります。

これは今後の為にも大切なことです。

当院（横浜ホリスティック治療室）では、このような精神的ストレスを

軽減するまたは影響を受けないように、施術も行います。

過去の記憶とも関係する「感情を解放」をする方法です。

キネシオロジーの感情の方法という方法を行います。

※「感情の解放」に関してはこちらをご覧ください

④腸の状態の問題

この方は、食べる事が好きで（美食家）とい

うこともあって、美味しい物を食べていまし

た。

腸の状態が悪くなっている事が、下半身に力

が入りづらくなる事とも関係してきます。

※腸と下半身の筋肉に力がはいりづらいことに

関してはこちらをご覧ください

この腸の問題に対しては、

「施術だけではなくて、普段の生活を変える事が必要になります」

この方の場合、「主食を白米から胚芽米に変える必要がありました」

人によっては、このように今まで摂ってきた食べ物を変える事が

必要なことがあります

腸の状態を変える為に、食べ方を変えるのです。

この今のご自分のお体に合った食材や食事をどう変えていった方が

腸に良いのか？これは、当院（横浜ホリスティック治療室）で行う

「キネシオロジー」という方法でお調べします。

※キネシオロジーに関しては

こちらをご覧ください

人によっては、ご自分の体に今必要な栄養素は何か？

又は自分に合わない物を気づかないで摂っている事で

症状が起きていないか？これを知る必要があります。

※ご自分に必要な栄養素の事や栄養素の摂り方については、

こちらをご覧ください

※ご自分に合わない食べ物や飲み物が体に影響する事については

こちらをご覧ください

 このような「食を変えること」がお体を改善する為に必要なことがあります。

この腸の状態は、病院の検査で表れる数値ではなく、

「腸自体の働きが弱くなっている」態です。

 この「病気に至る前の段階の腸の働きが弱った状態」は

多くの方にみられます。

これは、一般的には「未病」という状態です。東洋医学的な考えです。

（病気ではない、様々な症状が起きる段階があるという考え）

人によっては、このような臓器の問題を改善する必要もあります。

当院（横浜ホリスティック治療室では、

このように、その方の症状を起こしている原

因をわかったうえで、改善方法を提案してい

ます。

それは根本改善する為には、一人ひとり原因

が異なる問題を解決しないと、改善しないか

らです。

再発しないようにすることまで考えた施術を行います。

その為に、食事を変える事に加えて、「臓器の問題」に対しても

筋肉に対しても、すべて人の体の状態に適した方法を選択します。

※他の症例で、詳しく解説しています。

こちらをご覧ください

平衡感覚がおかしい、浮遊感を改善する為に、

①、②、③、④の施術や食事を変えることをして頂き、

計13回の来院で改善しました。

この方は、今でも定期的にお体のチェックとメンテナンスで

来られています。